2020年度 理事長所信

第52代理事長 萩野 雄史

【はじめに】

私たち伊達青年会議所は、昨年創立50周年を迎え、記念式典及び記念事業を執り行わせて頂き、成功裏に終える事が出来ました。ひとえに先輩諸兄並びに地域の皆様、各地青年会議所の皆様のご協力のお蔭であり、厚くお礼申し上げます。前年度培ったこの貴重な経験を後進に継承し、青年会議所で行う事業や地域の発展の為に今後活かしていく所存です。

私たち伊達青年会議所は創立50周年という節目を終え、次の50年に向けた新たな一歩を踏み出します。50年という永い時間を歩んでいく為に伊達青年会議所はどうあるべきかを考え、このまちの未来と真剣に向き合い答えを出し、その実現の為に運動をしていかなくてはなりません。また、日本青年会議所は2019年度より、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を目標とする、SDGsを強く推進しており、伊達青年会議所もこの目標に賛同し、本年度の全ての事業と運動にSDGsを紐付けして活動及び運動を行い、SDGsの掲げる目標に寄与していきます。

【笑顔づくり】~笑顔を守り、心を育む~

かねてより伊達市の少子高齢化・人口減少が問題となっていますが、伊達市の少子高齢化・人口減少は今も進んでおり、国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2030年の伊達市の人口は29,882人、高齢化率は40.4%となるという統計が出ています。この問題が伊達市という社会に深刻な影を落としつつある中で、問題解決の一助となるべく子どもたちが、このまちに愛郷心を抱けるよう運動を展開してまいります。我々が子どもたちの笑顔を守り愛郷心を育み、やがて大人になった子どもたちが自身の体験を基に、次代の子どもたちの愛郷心を育んでいく、そのサイクルを作る為に、まずは我々自身がまちを愛し、率先して行動する姿を子供たちに見せ、そして共に楽しみ運動をしていく事で子どもたちの愛郷心を育んでいきます。

【会員づくり】~未来を見据えるリーダーの育成~

伊達青年会議所は、創立より50年以上もの間「明るい豊かな社会」の実現を目指し、地域を牽引するべく、リーダーとしての資質向上に真摯に務める、青年経済人の集団として活動し運動を行ってきました。今年度伊達青年会議所はこの方針を引き継ぎ、伊達市の発展に寄与できるリーダーを輩出する事を目的に自己研鑽を行っていきます。自身の目標をしっかりと見据え何事にも率先して行動する主体性、自身の判断によってどんな困難にも果敢に挑戦することで未来へ向けて着実に進んでいく自立性、この二つを育てる事で、どの様な時代であっても、未来への可能性を切り拓く力のあるリーダーの育成に尽力して参ります。

【組織づくり】~持続可能な組織を目指して~

1969年4月、全国で403番目の会員会議所として認定された伊達青年会議所は、当初58名を数えた会員数は、減少に減少を重ね今や存続を危ぶまれる程の危機的状況に陥っています。必然的に「これまで通り」の組織運営を行うことは難しく、組織の存続を図る為に、会員数の増加を他のどの価値観よりも優先しなければならない状況です。この危機的状況を乗り越えるべく本年度伊達青年会議所は、持続的に運営が可能な安定した組織を目指し、市民との交流を拡げながら信頼関係を構築することで、会員拡大を強く推進していきます。同時に少人数でも効率的な運営ができるように運営方法や定款を見直し、時代の変化や困難に対応できる組織の在り方を模索していきます。そうすることが先輩諸兄より引き継いできた伊達青年会議所の運動をこれから先の未来へと繋げていくのに必要なのだと考えます。

【おわりに】

青年会議所は自身の将来を模索し、その実現の為に運動する組織である。

自身の将来をイメージし、その為にこのまちはどうあるべきか、まちの実現のために青年会議所は何をすべきなのか議論し、意見をぶつけ合い、伊達青年会議所の「志」へと昇華させていく必要があります。

今こそ、我々は一人ひとりの将来を内包した「志」を見定めて進んでいかなくてはなりません。愚直であっても誠実に、泥臭くても真剣に力強く一歩を踏み出し次の運動を起こしていく、その果てにこそ我々が渇望してやまない「明るい豊かな社会」が実現するのだと確信しております。

【基本行動理念】

自身の将来を見据え実現する為に、明るい豊かな社会を創造していこう

【基本方針】

1.率先して行動し、子どもたちと共に楽しみ、子どもたちの愛郷心を育む
2.未来への可能性を切り拓く力のある人財の育成
3.会員拡大による安定的で持続可能な組織の実現